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大型気象風洞装置

大型気象風洞装置
大型気象風洞装置

地表面から高度約1kmまでの大気境界層は、運動量や熱の乱流による輸送を通して、大気全体に大きな影響を及ぼしています。気象研究所の大型気象風洞装置は、こうした大気境界層を人工的に再現して研究できる国内有数の実験装置です。

全長約50mの装置には、幅3m×高さ2m×長さ18mの測定部と高出力の送風機に加え、強風ノズル、速度成層装置、温度成層装置、気流冷却用ターボ冷凍機、床面加熱冷却装置などが備えられ、風速だけでなく気流の温度も制御することで、多種多様な実験を行うことができます。また計測装置として、熱線流速計・レーザドップラー流速計・超音波流速計・冷線温度計・炭化水素ガス濃度計などが整備されています。

気象研究所では、この大型気象風洞装置を活用して、風向風速計など観測機器の高度化、大気境界層乱流の解明とモデルの開発、複雑な地形における気流の調査などで研究成果を積み上げています。

三宅島噴火の模型実験 成田国際空港の模型実験
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